自動車保険の費用を抑えるためには必要な補償額の見直しをしよう
自動車保険の補償額は、更新のたびに等級が変わらなくても僅かに上昇しがちです。なぜなら、補償額が徐々に積み上げられる提案を代理店から行われていることが多いので、結果的に本来必要な補償額を上回る無駄な保険をかけている可能性があるからです。対人賠償補償額は無制限が望ましいですが、対物賠償補償額は人により1億円または5,000万円程度で間に合うことが珍しくありません。そして、最も補償額の無駄が発生しやすいのは、車両補償を必要以上に掛けすぎている点が挙げられます。新車購入から5年以内ならば確かに車両補償が欲しいと考えられますが、買い替えが視野に入る6年目以降は車両評価額が低いために補償額が保険料に見合っていません。本当に必要な補償額のみで自動車保険を組み立ててれば、保険料の引き下げに成功するはずです。
リスク細分型自動車保険へ乗り換えれば条件次第で安くなる
自動車保険で補償額を削ってもまだ保険料が高いと感じているならば、通勤で年間走行距離が長い場合を除きリスク細分型自動車保険への乗り換えを検討してみましょう。年間走行距離が11,000km以上ならば、事故リスクは乗車時間が長いほど高くなるので通常の自動車保険が安上がりです。一方、週末ドライバーや通勤先までの距離が短いために年間走行距離が11,000km未満ならば、保険料を抑えることができます。そして、週末にしか自動車の運転をしないゴールド免許ドライバーならば、年間走行距離が7,000km以下を条件として更に一段と保険料が下がります。補償内容を見直した上で更にもう位置段階保険料を下げたいならば、年間走行距離が少ない優良ドライバーといった条件の下でリスク細分型自動車保険を選択肢に入れてみましょう。